子どもの習い事|バイオリンってどうなの? 徹底仮設

こんにちは、minamiです。

上品で優雅な印象から、習い事としても人気のバイオリン。

ご自身が小さい頃に習いたかったとおっしゃるママも多いです。

「趣味はバイオリンです」って、言ってみたいですよね。笑

でも実際にバイオリンを習うとなると、なんとなくハードルが高そうなイメージです。

ここでは、そんなバイオリンについて、実際に習うとなるとどうなの? といったところを見ていきます。

バイオリンはこんな習い事

基本情報
  • 年齢0歳~(リトミックから始めた場合)
  • 性別女の子が興味を持ちやすい
  • はじめやすさ☆☆☆★★
  • 続けやすさ☆☆☆☆★
  • 費用☆☆★★★
  • 実生活へのお役立ち度☆☆☆★★
身につくスキル
  • バイオリン演奏スキル
  • 音感
  • 楽器、音楽への興味
関係するお仕事
  • バイオリニスト
  • 音楽家
  • ミュージシャン
  • バイオリン講師

バイオリン演奏の練習をして、コンクールや発表会で成果を披露することが目標です。

プロを目指して音大へ進学する子もいますし、バイオリンそのものが好きになれば、一生の趣味として続けていける習い事です。

バイオリンはメジャーな習い事の一つとして、今も昔も根強い人気を持っています。

お子さんの情操教育としてもオススメの習い事です。

バイオリンの費用

初期費用はレッスンの先生によってかなり変わります。

  • 入会金:0円~30,000円程度
  • 教材費:5,000円~程度
  • レッスン料:1レッスン2,000円~程度

を目安とすればいいでしょう。

その他、レベルの高いレッスンであれば費用が高めとなり、発表会費といったものもいずれ発生します。

1レッスン10,000円を超える教室もありますし、コンクールに出る際には1回30,000円は見ておいたほうがいいでしょう。

お子さんのご希望や、先生の相性も含め、事前にチェックしておくことをオススメします。

また、費用面での大きな部分として、ご自宅の練習用の楽器があります。

バイオリンには年齢に応じたサイズがあり、長く続けるほど買い替える機会が増えていきます。

格安のバイオリンもあるにはありますが、楽器としての最低限の品質を求めるのであれば、最初のバイオリンの値段は100,000円が目安になります。

音大への進学を視野に入れているのであれば、入試に必要なレベルのバイオリンは500,000~1,000,000円程度となります。

これもお子さんの本気度や、どれだけの投資ができるかのお話となってきますから、バイオリンを習うにあたって一度考えてみることをオススメします。

バイオリンを習うメリット

音感がよくなる

バイオリンの練習を通じて、音感やリズム感が身につきます。

また楽譜も読めるようになるので、お子さんの興味が他の楽器に移ったとしても切り替えやすいです。

耳がいい子であれば絶対音感も身につきますし、音楽を味わう情操も育まれます。

脳の発達に効果あり

バイオリンは、見た目以上に体全体を使います。

楽器を押さえる顎や首、バイオリンを弾く手や腕、音を聞く耳はもちろん、目で楽譜を読みながらリズムがずれないように演奏するための頭の使い方。

目に見えない部分でも、アレクサンダー・テクニークに代表されるような繊細な体の使い方が求められます。

これらをリアルタイムにすべて同時に行うのがバイオリンです。

すごいですよね。

子供の頃から続ければ、頭が良くなるのも当然! といったところです。

人前で発表する度胸・集中力が身につく

普通、バイオリン教室ではコンクールや発表会に向けて日々の練習を行います。

目標を決めてステップバイステップで取り組むことは、勉強や仕事にも通じる「継続は力なり」です。

バイオリンを習っている子はやはり集中力が高いですし、本番のコンクールや発表会ではものすごい緊張感の中で演奏をやりきります。

上手、下手に関わらず、お子さんにとっては大きな成功体験で、人生の中でも貴重な経験をさせてあげられます。

バイオリンそのものの上達以上に、子ども自身の成長につながるでしょう。

礼儀作法、所作が身につく

バイオリンの先生は、上品な方が多いです。

人は一緒に過ごす時間が長い人の影響を受けやすいと言われています。

子供であればなおさらですね。

すでに品のある言葉遣いや振る舞いを身に着けた先生と過ごす時間が増えると、自然にお子さんも影響されて品のある子になることが多いです。

バイオリンはこんな子にオススメ

まず注意してもらいたいのは、女の子が向いていて、男の子が向いていないといったことはまったくないということです。

どちらかと言うと、女の子が興味を持ちやすい要素があるというだけで、姉の付添いでやらせてみると弟のほうが得意だった、ということもあるあるです。

その上で、バイオリンはこんな子にオススメです。

  • 音・音楽に興味がある子
  • 音・音楽に合わせて体を動かすのが好きな子
  • 物事にじっくり取り組むことが好きな子

0歳からリトミックなどのグループレッスンを受けることができますが、知能の発達が早い子にとっては、途中から退屈な時間となってしまうことが多いです。

3歳頃を目安に、最近グループレッスンのやる気がないな、、と感じたら、個人レッスンへの切り替えどきかもしれません。

周りに合わせる必要はありません。

お子さんが楽しんで成長できる環境へ、どんどん切り替えていってほしいです。

ここまで、バイオリンがどのようなものなのかについて見てきました。

高級な習い事のイメージの通り、かかる費用は比較的高めですが、それに見合うスキルと経験が身につきます。

バイオリンに限らず、楽器は大人になってから始める方が多いです。

文字通り、一生続けていくことができるものとなるので、音楽で生活を豊かにしたいとお考えのご家庭にぴったりです。