子どもの習い事|ボルダリングってどうなの? 徹底解説

こんにちは、minamiです。

最近ではジムも増え、オリンピック競技ともなり若者を中心に広い人気のボルダリング。

私も子供と一緒にやってみたい! とお考えの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんなボルダリングについて、実際に習うとなるとどうなの? といったところを見ていきます。

ボルダリングはこんな習い事

基本情報
  • いつから?:5歳~
  • はじめやすさ:☆☆☆☆☆
  • 続けやすさ:☆☆☆☆☆
  • 費用:☆☆☆☆☆
  • 実生活へのお役立ち度:☆☆☆★★
身につくスキル
  • ボルダリングスキル
  • 体幹
  • バランス感覚
  • 集中力
  • 思考力
  • 判断力
関係するお仕事
  • プロクライマー
  • アルピニスト
  • 消防士

ボルダリングでは、練習を通してボルダリングのスキルを向上させることが目的です。

お子さんの本気度次第では、大会での上位入賞を目指します。

ボルダリングの費用

ジムによって異なりますが、相場観はこちら。

  • 入会金:0~3,000円程度
  • 月謝:5,000~15,000円(週1~2回)

を目安とすればいいでしょう。

シューズなどの道具レンタルも含めた、設備のスポット利用も可能なジムが多く、体験はしやすい環境です。

お子さんのご希望や、コーチ・トレーナーとの相性も含め、事前にチェックしておくことをオススメします。

最初に用意する道具としは、こちらが必要となります。

  • シューズ:8,000~20,000円程度
  • チョーク:1,000円程度
  • ウェア:動きやすいものであれば何でもOK

ウェアも揃えると、トータルで15,000~30,000円程度となります。

ただし、ほとんどのジムでシューズとチョークは500円~程度でレンタルできるので、はじめは無理をして揃える必要はありません。

特にシューズについては選び方にコツがあるので、むしろ始める前の段階で買ってはいけません。

コーチ・トレーナーに必ず相談しましょう。

シューズはお子さんの成長に合わせて買い替えていく必要がありますが、基本的に必要な道具は少なく、ウェアに指定があるわけでもありません。

ボルダリングは他の習い事と比較しても、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

ボルダリングを習うメリット

体作りに役立つ

ボルダリングでは、壁にある突起を頼りに上へ登っていきます。

そのため手や指の力だけで体を支えなければいけないシーンもあり、手や腕、肩や背中の筋肉がもりもり鍛えられていきます。

また脚や体幹と言った部分も疎かにできないので、結果として全身がバランスよく鍛えられ、体作りに役立ちます。

もちろんバランス感覚も伸ばすことができるため、ボルダリングで作った基礎を他のスポーツでも活かせるでしょう。

脳が鍛えられる

ボルダリングでは、決められた場所にしか手をかけられないため、パズルのような要素もあります。

ゴールまでの道のりをどうするか、どう手をかけ、どこに足をかけるか、どこでどのような姿勢になるか、などなど、コースを見て、イメージしてから登っていきます。

また、自分自身の体調や、実際に登ってみたときにイメージと違っていた時などのトラブル対応も、すべて自分で考えて、自分の責任で判断していきます。

そこには計画力、判断力、集中力、実行力、忍耐力、論理的な思考や、時には度胸が必要となることもあるでしょう。

幼い頃からこうした複雑な思考ができることで、ボルダリング技術の上達以上に精神力が鍛えられ、お子さんにとってプラスになります。

続けやすい

ボルダリングという競技が一般に広まってから、ジムの数がとても増えました。

そのため、引っ越しなどで住む場所が変わっても、近場に1件はボルダリングジムが見つかるはずです。

また、激しい運動や、反射神経、動体視力が求められるスポーツではない(レベルによってはもちろん必要です)ため、大人になってからも長く続けられます。

自分の手足で壁を登って行くという体験は日常生活では中々味わえないので、ストレス発散にもってこいです。

ボルダリングはこんな子にオススメ

ボルダリングに男女の向き不向きはなく、体・心と、どちらの成長にもプラスに働くため、どんな子にもオススメできる習い事です。

その上で、ボルダリングはこんな子にオススメです。

  • 体を動かすことが好きな子
  • 高いところが好きな子
  • 夢中になりやすい子

もちろん安全のために大きなマットが敷いてありますが、高い所からの落下の恐れがある以上、あまりにも幼すぎるお子さんですと危険が伴います。

捻挫や脱臼、骨折と言った大きな怪我を避けるためにも、ある程度言葉で言って聞かせることができる年齢がボルダリングの始めどきです。

年中~年長さんあたりが最低ラインになるでしょう。

ここまで、ボルダリングがどのようなものなのかについて見てきました。

実は日本人はボルダリングがとっても得意です。

世界ランキング上位にも常に入っていますし、オリンピックでも野中生萌選手の銀メダル、野口啓代選手の銅メダルは記憶に新しいですね。

また、大人になっても続けている方が多く、一生の趣味としても楽しめる習い事がボルダリングです。