こんにちは、minamiです。
字がきれいに書けるようになり、姿勢も正せることで人気の書道・硬筆・習字。
書道家がアーティストとして活動するのを目にする機会も、最近ではずいぶん増えましたね。
わたしも昔やってた! とおっしゃる方も多いと思います。
文化的、かつ実用的な書道・硬筆・習字ですが、ご近所に先生がいて、そこで習っているというケースも多くみられます。
ここでは、そんな書道・硬筆・習字について、実際に習うとなるとどうなの? といったところを見ていきます。
Contents
書道・硬筆・習字はこんな習い事
書道では、墨汁と毛筆を使った文字の書き方、また書体(楷書・行書・草書など)を学び、美しい書を書き上げることが目的です。
また硬筆では、鉛筆やボールペンによる正しい文字の書き方を学び、実生活で活かせるようにすることを目指します。
段位や級位のシステムもあるので、お子さんの実力に応じてレベルが上っていくのが分かりやすいです。
教室によっては、書道コンクールへ参加し、上位入選を目指すことが大きな目標となります。
習い事としてはメジャーなポジションで、個人・企業を問わず教室は多いです。
今では中々する機会がなくなった、正座で半紙に向かうという動作を通じて、日本人的な美しい所作を身につけることができます。
そのため、理由は特にないけどとりあえず習わせとく、といった方も多いです。
字がきれいで困ることはないですし、どんな分野でもスキルを活かせるのが書道・硬筆・習字の特徴です。
書道・硬筆・習字の費用
初期費用は教室によって変わります。
を目安とすればいいでしょう。
ふつう週1回のレッスンとなるため、月謝は5,000円前後を想定しましょう。
お子さんのご希望や、先生との相性も含め、事前にチェックしておくことをオススメします。
書道具の購入費用は、筆や硯、文鎮などをすべて合わせて5,000円程度が目安となります。
こちらはいずれ学校の授業でも必要となるので、買うのが早いか遅いかというお話になります。
その他、消耗品として半紙や墨がランニングコストとなりますが、いずれも数百円レベルから揃います。
また、コンクールへの出場や、段位・級位を取るための検定費用が定期的に発生するケースもあります。
月謝に含まれていることもあるので、念の為事前に確認してみましょう。
とはいえ、他の習い事と比較しても全体でそれほど費用はかからないので、書道・硬筆・習字は始めやすく続けやすい習い事と言えます。
書道・硬筆・習字を習うメリット
字がきれいになる
字をきれいに書くために通うので、当然きれいな字が書けるようになります。
硬筆では、普段使う筆記用具できれいな字が書けることで様々な場面で役立ちます。
毛筆でも、ご祝儀袋の名前書きなどで筆ペンを使う際に成果を実感できるでしょう。
お子さん本人に書への興味が出てくれば、将来の進路として書家という選択肢が生まれるかもしれません。
正しい姿勢が身につく
特に毛筆で字を書くとき(いわゆるお習字をイメージください)、正座をし、背筋を伸ばし、正しい筆の持ち方をしなければきれいな字は書けません。
書道が上達するにれて、自然と正しい姿勢、きれいな姿勢と、それを続ける集中力・忍耐力が身についていきます。
特に正座をする機会はどんどん減っているので、お座敷での正しい座り方を訓練する場としても最適です。
また、教室によっては鉛筆などの持ち方の矯正を行なってもらえます。
文化に触れる機会が増える
お稽古が進むと、題材となる書のレベルも上がっていきます。
お手本として、国内外の歴史的な書に触れる機会が増えていきます。
お子さんの教養を伸ばすことに繋がりますし、また書体を味わう美術的な感性を養うことができます。
また、茶道や華道など、掛け軸をはじめとした書の要素がある習い事でも役立つ知識が得られます。
コストパフォーマンスが高い
月謝については、安いところですと月に3,000円程度の教室もあります。
もしも個人で趣味程度に教えている方が近くにいらっしゃれば、より安い費用で習わせることもできます。
ご家族やご親戚で免許をお持ちのの方がいらっしゃる可能性も高いので、そうなるとタダになることも。。笑
また道具についても、そもそも一式5,000円程度で済むうえ、硯や文鎮は一度購入すればほとんど一生モノです。
消耗品の半紙や墨汁も非常に安価で、筆にもこだわりがなければそれほど費用はかかりません。
書道・硬筆・習字はこんな子にオススメ
書道・硬筆・習字は性別に関わりなく、習えば誰でもメリットがある習い事です。
そのため向き・不向きというのは特になく、広く全てのお子さんにオススメできます。
書に興味がある子はもちろん、字を書くことがが苦手な子にこそ習ってほしいものです。
小学校3年生から習字の授業がスタートします。
そのため、いつから始めればいいか迷われている場合は、小学校1年生頃を目安とすればいいでしょう。
落ち着いて書に向き合える集中力の高い子であれば、5~6歳から始めることもあります。
ここまで、書道・硬筆・習字がどのようなものなのかについて見てきました。
日常生活にも役立つスキルが学べるので、書道・硬筆・習字をやって失敗したという話は中々聞きません。
費用面でも、それほど大きな出費が必要なものではないので、書道・硬筆・習字は始めやすく続けやすい習い事と言えます。
お子さんが特に他の習い事への興味がなかったり、何でもいいから何かやらせとこう、といった気軽なモチベーションで長く続いている方も多いです。
また、茶道や華道など、日本文化をベースとした他の習い事でも役に立つ要素が含まれています。
日本の伝統文化への入り口としてもオススメできる習い事が書道・硬筆・習字です。