子どもの習い事|華道・生け花ってどうなの? 徹底解説

こんにちは、minamiです。

着物などの和装、美しく生けられた花、そんな華やかなイメージで人気の華道・生け花

優美できらびやかな雰囲気は、いつもママたちの憧れの的です。

でも、

なんとなく高級なイメージで、ハードルが高そう、、

と思いますよね。

ここでは、そんな華道・生け花について、実際に習うとなるとどうなの? といったところを見ていきます。

華道・生け花はこんな習い事

基本情報
  • いつから?
    4歳~
  • 性別
    女の子が興味を持ちやすい
  • はじめやすさ
    ★★★★☆
  • 続けやすさ
    ★★★★☆
  • 費用
    ★★★☆☆
  • 実生活へのお役立ち度
    ★★★★☆
身につくスキル
  • 生け花スキル
  • 礼儀作法
  • 姿勢
  • 集中力
  • 忍耐力
  • 美術的な感性
関係するお仕事
  • 華道家
  • フラワーアーティスト
  • フラワーコーディネーター
  • フラワーデザイナー

華道・生け花では、花の生け方を学び、お稽古を重ねることで花をより美しく生けることが目的です。

また、お免状というランクアップのシステムがあり、お子さんの実力に応じてレベルが上っていくのが分かりやすいです。

教室によっては、花展での作品の展示を目指すことが大きな目標となります。

華道・生け花には流派があり、まずはどの流派で学ぶかを決めるところからスタートします。

たくさんの流派がありますが、三大流派と呼ばれるこの3つを押さえておけばまずは大丈夫です。

池坊 - 華道を作った流派

https://www.ikenobo.jp/

草月流 - 芸術性が高い流派

https://www.sogetsu.or.jp/

小原流 - 暮らしに取り入れやすい流派

https://www.ohararyu.or.jp/

同じ華道でも、流派によって考え方や生け方は様々です。

お子さんやご自身のイメージに合った流派を選んでみましょう。

三大流派のどれかであれば、もし引っ越しなどで住む場所が変わったとしても、同じ流派の教室を見つけやすいため、華道を長く続けていくことができます。

華道・生け花の費用

初期費用は教室によって変わります。

  • 入会金
    0~5,000円程度
  • レッスン料
    1レッスン1,000~2,000円程度 + お花代1,500円~

を目安とすればいいでしょう。

ふつう週1回のお稽古となるため、月謝は5,000~10,000円前後+回数分のお花代を想定しましょう。

お子さんのご希望や、先生との相性も含め、事前にチェックしておくことをオススメします。

道具の購入費用は最低限こちらが必要です。

はじめに用意したい道具
  • 花ばさみ
    2,000円~
  • 花合羽
    500円~
  • 花袋
    1,000円~
  • エプロン
  • 剣山
    2,000円~
  • 花器
    5,000円~

まずはトータルで10,000円程を見ておけばいいでしょう。

着物については、普段から着物を着てお稽古をするわけではないので、お子さんの本気度や進み具合を見ながら、そのうち、、といった感覚で大丈夫です。

結構汚れるので、エプロンは丈の長いものを使いましょう。

花器はどんな物がいいのか分からないと思いますので、先生にオススメを聞いてみるのがベストです。

費用が一番かかるのが、お免状です。

これはお稽古が進み、次のステップへ進むための免許のようなものです。

流派にもよりますが、お免状をいただくための費用が最初は5,000円ほどで、ランクが上がるにつれて10,000円、20,000円、、と増えていきます。

ただし、ある程度のランクであれば履歴書に書けるほどの立派なものなので、何の役にも立たないというわけではありません。

このあたりも含めて、どこにどれだけの費用がかかるのかを事前にチェックしておけばいいでしょう。

こんなの聞いてない!

といったミスマッチをなくし、お子さんが華道・生け花を長く続けていける環境を整えてあげましょう。

華道・生け花を習うメリット

お花をきれいに飾れる

小原流などであれば、花瓶へのお花の生け方も学べます。

花のある生活はやっぱり素敵です。

なにかの記念でお花をもらった時などに、

てきとうに生けとくから、そこ置いといて

とお子さんがサラッと言ってくれるような生活は、とっても豊かなものです。

また、華道・生け花がきっかけでフラワーアレンジメントを学び、それを活かしたお仕事に進む子も中にはいます。

正しい姿勢が身につく

華道・生け花では、生けた花そのものだけではなく、生ける人の姿も大切にします。

正しい姿勢、正しい位置、正しい動きで生けなければ、お花も美しいものとはなりません。

そのため、きちんとした居住まいや所作を学び、身につけることができます。

日常では正座をする機会が中々ないと思いますので、華道・生け花のお稽古の場は貴重です。

美的感覚が磨かれる

お花を美しく生けようとするとき、何がどう美しいのかを感じなければなりません。

ですから、華道・生け花ではお稽古が進むにつれて、美術的な感覚が養われていきます。

他の習い事、例えば茶道などでは、お花を美しく飾ることも大事な要素です。

そのため、華道・生け花で育つ美的感覚は、他の習い事でも活かすことができます。

華道・生け花はこんな子にオススメ

まず注意してもらいたいのは、女の子が向いていて、男の子が向いていないといったことはまったくないということです。

どちらかと言うと、女の子が興味を持ちやすい要素があるというだけで、姉の付添いでやらせてみると弟のほうが得意だった、ということもあるあるです。

その上で、華道・生け花はこんな子にオススメです。

  • お花が好きな子
  • 和風なものが好きな子
  • 夢中になりやすいな子

はさみや剣山を扱うので、怪我にはくれぐれも注意してください。

お子さんが気に入れば、長く続けて一生の趣味にすることができる習い事です。

ここまで、華道・生け花がどのようなものなのかについて見てきました。

ひと昔前は、名家の女性にとって華道のお免状は教養の証明で、今以上に価値のある習い事でした。

現在でも、華道にまつわるイメージはやっぱり、気品・風雅・おしとやか、といったポジティブなものです。

費用面を見ると、

思ったより高くないな、、

と思われたことでしょう。

始めるにあたっては、実はそれほどハードルが高くないので、ある意味イメージで損をしているのかもしれません。。

お稽古を通じて、美術的・芸術的な教養を身につけられる習い事が華道・生け花です。

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