こんにちは。minamiです。
ZoomやSkype、LINEなどでオンライン通話や会議を行うことがすっかり一般的になり、オンラインで子どもの習い事をするという選択肢もぐっと身近になりました。
一方で、
対面レッスンじゃないと不安。。。
といった声をよく聞きます。
この記事では、実際のところはどうなの? といった視点で、オンラインの習い事のメリット・デメリットについて、ママ友からの情報やわたし自身の経験をベースにシェアしていきます。
子どもの習い事オンライン|メリット
オンラインで自宅で習い事ができる!
まずは、自宅で習い事ができるということそのもののメリットについてです。
移動時間がない
オンラインの習い事では送り迎えの時間がゼロになるので、お子さんはもちろん、保護者にとっても時間の節約になり、その分余裕ができた時間を別のことに充てられます。
短時間で集中できる
オンラインでの習い事はパソコンやタブレットなどを通じて受けられるため、周りが騒がしく気が散ったり、お友達とふざけ合ったりすることなく集中して受けられます。
周りを気にしなくてもいい
レッスンの進度や、他の子と比較して、、、といったことがないので、お子さんの理解度に合わせて自由なペースで進められますし、時間も誰かに合わせなくてもよくなり、その分自由がききます。
家族のサポートが受けられやすい
自宅でレッスンを行うことで、ちょっとした質問や先生に聞き辛いことがあった時に、その場で気軽に兄弟や両親、祖父母のサポートが受けられ、分からないまま先へ進んでしまうといったことを避けやすいです。
基本はマンツーマン
オンラインの習い事は基本的にマンツーマン、かつ教室へ通うよりも安価なケースが多く、お子さんの個性や理解度に寄り添った手厚い内容でレッスンを進めていくことができます。
パソコン・タブレットを使ったオンラインレッスンのメリット!
パソコン・タブレットを使ったレッスンのメリットについて深堀りします。
時間と場所の自由を確保
先程も少し触れましたが、パソコン・タブレットを使うことで教室へ通う必要がなくなます。
交通費や時間の節約になりますし、またレッスンの時間が早かったり遅かったりといった際にも、「家にいるし、まーいっか」といった感覚で、気軽に続けていくことができるのが魅力です。
教材がかさばらない
オンラインの習い事では、教材もパソコンやタブレット用のアプリ内で用意ができるケースが多く、また無料で提供されていることも普通にあります。
そのため、習い事用の教材置き場などを用意する必要がなく、この手軽さもオンラインでの習い事が人気の理由の一つです。
宿題もアプリやオンラインで
次のレッスンまでに宿題が出ることは、オンラインでの習い事でもやっぱりあります。
その場合も、専用のサイトで宿題をしたり、アプリで宿題をしたりといった形で行うことができ、また内容もゲームのような感覚で取り組めるものが多いため、お子さんの学習意欲や興味を引き出しながら楽しく続けていけます。
オンラインの習い事 時間と場所の自由について深堀り
今度は大きなメリットの一つの、時間と場所の自由について深堀りしていきます。
ふつう、教室へ通うとなると、決まった時間に集まってレッスンを行うことになるため、急な病気や旅行などのプライベートのイベント、運動会といった学校行事が重なるとお休みしなければいけません。
その点、オンラインでの習い事は時間のスケジュールの融通がかなりきくので、極端な話、「今日ちょっと無理になったから明日にずらしたいよ」「OK」といったコミュニケーションで手軽にスケジュールを組み直すことができます。
これまではどちらかと言うと、習い事のスケジュールに縛られてしまい、「この日習い事だから、ランチはパスで。。。」となっていた所が、「夕方ばあばの家に行くから、習い事明日の朝にずらそ」といった感覚に変わります。
通いやすい=続けやすい ですので、お子さんにとっても保護者にとっても、オンラインでの習い事という選択肢は長くレッスンを続けていく上でとっても大きなメリットがあります。
オンラインの習い事はどうしてこんなにも人気なの?
ここまでのメリットを見てもらえれば何となくお分かりになるかと思いますが、いまはオンラインの習い事の時代と言っていいほどです。
2022年の習い事のランキングでは、1位は英会話、2位はプログラミング、3位はピアノとなっていて、そのうち1位と2位はもちろんオンラインで自宅でできるサービスもとても多いです。
「ピアノは流石に。。。」と思われるかもしれませんが、実はあったりします。笑
オンラインの習い事のメリットをざっくりとまとめてみると、
となります。
また、ランキングの1位と2位になっている英会話とプログラミングは、グローバル化・IT化が進んだ現代で、将来役立つスキルのトップ2です。
この2つがオンラインでのレッスンとの相性が非常にいいことも、オンラインでの習い事の人気に拍車をかけています。
どちらも、普段からどれだけ多く触れているか、またどれだけ長く続けているかで成長度が決まる分野なので、手軽で続けやすいオンラインレッスンが選ばれるのも納得です。
おまけ:オンラインでの習い事に必要なパソコンのスペック
すでにタブレットをお持ちのご家庭は多いかと思いますが、パソコンとなると新しく買わなければいけないかもしれません。
オンライン教室の中には、タブレット用のアプリが用意されていないケースもあるので、ここでは快適にレッスンを受けるための目安となるパソコンのスペックを紹介します。
快適にレッスンを受けるためのスペックとなるので、これだけなければ何もできないということは全くありません。
レッスン以外にも、WordやExcelを使ったり、動画を作ったりといった他の作業にもある程度対応したい場合はスペックを上げましょう。
インターネット回線も、できれば光回線を用意しましょう。
Wi-Fiで接続する場合はWi-Fi 6に対応しているパソコンとルータがあれば、インターネットそのものの速度がかなりアップします。
(スマホも対応していれば、NetflixやYouTubeを見るのもかなり快適になります。。笑)
子どもの習い事オンライン|デメリット
対面レッスンが受けられない
オンラインの習い事のメリットとデメリットは表裏一体の部分があります。
1番大きな部分が対面レッスンが受けられないということです。
オンラインのレッスンだとパソコンやタブレットを使って、映像や動画で講師からレッスンを受けます。
対面レッスンでは、生徒と先生が同じ教室で直接コミュニケーションを取ることができるので、レッスン前の雑談や先生の空気感など、非言語でのコミュニケーションも意外と大事だったりします。
また、対面レッスンでは先生が生徒の様子を直接見ることができるため、フレキシブルにレッスン方法を調整しながら進めることもできます。
友達と一緒に通ったり、教室で新しい友達ができたりといったメリットも対面レッスンにはありますね。
一方でオンラインレッスンですと、自宅でレッスンを受ける分、集中力が続かないケースもあります。
また、回線の問題で映像が途切れる可能性もあるため、それがストレスになったりという声が少なくないのも事実です。
子どもの習い事の中でも特に、体を使う内容、例えばダンスやピアノといったものは対面レッスンを受けたいですし、周りの子と競い合う中で上達していく部分も大きいでしょう。
とはいえ、感染症の拡大や社会情勢の影響で、そもそも教室へ通えないといったケースもありえない話ではなくなってきているので、どちらか一方に偏らず、柔軟に考えていくことも大事です。
オンライン習い事では集中力が続かない?
オンラインの習い事を受ける上で、保護者が1番気にしている部分かもしれませんね。
実際に教室へ通うとなると、お子さんにとってはある意味非日常空間ですし、先生が作る空気に合わせて集中力が高まるケースが多いです。
一方でオンラインレッスンですと、場所が自宅である以上、日常の延長になってしまいます。
そのため、「いまいちレッスンに集中していないような。。」といった印象があったりします。
一つ注意して見てほしいのが、集中していないとリラックスしているは違うということです。
同じことで、集中していると緊張しているも違います。
自宅なのでリラックスしているという場合は、逆にオンラインの習い事に向いているということです。
リラックス状態ですと、一見集中していないように見えて脳は活発に働いていて、学習効率も最大限に上がります。
わたし達にできるのは、オンラインレッスンの環境をできる限り整えることです。
集中しやすい、静かな環境、、パソコンやタブレットを使う際は、画面の前にきちんと座らせるようにしましょう。
講師や先生に相談して、適切なレッスンの方法を教えてもらうのもいいでしょう。
オンラインの習い事は、自宅で気軽にレッスンが受けられることがメリットとなる反面、集中力が続かないデメリットがあるケースがあります。
しかし、環境や指導方法、準備などを工夫することで、子どもたちがより効果的に学ぶことができます。
オンライン習い事を対面の学習塾や英会話スクールなどと比較し、様々な選択肢をチェックしてみてください。
オンラインの習い事だと子どもが不安に感じる?
お子さん自身はオンラインの習い事についてどう感じるのでしょうか。
答えから言うと、教室へ通うのと同じです。
新しく習い事を始める=新しい環境に飛び込んでいく ですので、それがオンラインでもオフラインでも、お子さんが感じる期待や不安は同じものです。
ですから、オンラインの習い事だから不安、ということはなく、習い事そのものに対して不安を感じるのは誰にでもあることで、これは時間と慣れが解決していきますからご心配なく、と言ったところです。
ただし、オンラインの習い事ならではの部分として、レッスン中はモニタ画面を集中して見続けることになるため、目の疲れや体のコリには注意してあげて下さい。
もちろん、環境の変化でお子さんが感じる自然な不安や疲れはしっかりとケアしてあげましょう。
軌道に乗れば、オンラインの習い事は手軽で続けやすいものになるはずです。
オンラインの習い事はマンツーマン指導が必須?
オンラインの習い事は先生と直接会ってコミュニケーションを取ることがありません。
そのため、基本的にはマンツーマンレッスンを強くオススメします。
オンラインでのレッスンそのものが、マンツーマンに向いていてグループレッスには向いていないという特徴があります。
画面を通してのレッスンとなるため、大人数だとどうしても生徒全員への十分な配慮が行き届かない可能性があるからです。
教室へ通っていれば、レッスン終わりに先生を捕まえて、その日に分からなかった部分を聞いてみることもできますが、オンラインだとレッスンが終わるとそのままアプリも閉じられてしまうため、中々そうはいきません。
一方でマンツーマンレッスンは、1対1なぶんその場でプロアクティブに先生に質問ができますし、やっぱりマンツーマンを売りにしている教室も多いのでノウハウが充実していることが多いです。
また、対面レッスンと比較して同じマンツーマンでも価格が安価な傾向があるので、元々マンツーマンを考えているのであればコストパフォーマンスよくレッスンを受けることができます。
マンツーマンレッスンかグループレッスンか、といった見方で対面レッスンかオンラインレッスンかを考えてみるのも教室選びの基準になります。
保護者が気になるオンラインの習い事ならではのデメリット
子どもの体験
オンラインの習い事では自宅で完結してしまう分、実際の体験が不足しがちです。
例えば英会話教室ではハロウィンイベントなど、実際の海外の文化を直接体験できるイベントがあったりするので、どうしてもオンラインではまかないにくい部分です。
年齢制限
オンラインの習い事では年齢制限が高めなケースが多いです。
幼児であれば3歳からなど、0歳~1歳からの早期教育に対応していないことが意外と多く、事前に確認しておきたいポイントです。
人数制限
オンラインの習い事は、基本的に全国津々浦々からレッスンが受けられます。
そのため、人気のサービスですと早々に定員に達してしまい、受けたくても受けられないという状況になったりもします。
オンラインでの習い事を考えている場合は、早々に下調べや体験レッスンなどの準備を始めておいたほうがいいでしょう。
講師の質
特に英会話ですが、オンラインの習い事では講師の質にかなりのばらつきがあります。
帰国子女などで英語を忘れないためにやっておきたいということであれば、格安サービスで非ネイティブスピーカーとの会話で十分でしょう。
しかし、これから英語を始めたいお子さんであれば、レッスン・講師の質を担保するために、ネイティブスピーカーやネイティブレベルの日本人講師などが対応できる教室を調べる必要があります。
いかがでしたでしょうか。
ここまで、オンラインでの子どもの習い事のメリット・デメリットについて見てきました。
オンラインで何かを行うことそのものが、今後社会で生活していくための必須スキルとなっていきます。
そのため、オンラインで習い事をするのであれば、自然とオンラインでの人とのコミュニケーションが分かるようになるので一石二鳥です。
一方で、やっぱり実際に体験してみないとわからないことは多いですし、そもそもサッカーやバスケをオンラインで行うわけにはいきません。
今はオンラインの習い事が発展する過渡期かな、と思っています。
今後はオンライン・オフラインどちらもメリットに応じて使い分けるような、ハイブリッドのスタイルが一般的になっていくのでしょうね。
今回のシェアについて、お子さんの習い事を考える上でご参考にしていただければ嬉しいです。
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